暗闇の先に…
そうしてビルへ辿り着いた俺達は3階の部屋でパソコンを広げた
すぐさま輝とマッサー、慎二がパソコンに向かう
バンッと勢いよく入ってきたテツ
「皆のバッグ持って来たぞ。それと今日、菜摘ちゃん学校休んでるって」
「やはりな。マッサーと慎二は菜摘の携帯を追え。輝は隣街の暴走族が溜まりそうな場所を探れ」
一番手っ取り早いのはGPSを介して、菜摘が使っている携帯端末から 大まかな居場所を特定し、その付近にある廃墟ビルや使われていない倉庫を徹底的に調べる事だ
「うん、この付近にいるみたいだね」
「間違いねぇな。菜摘は隣街のF地区」
「輝。F地区に倉庫やビルはあるか?」
画面に集中している輝に視線を移す
「あぁ、待ってろ。今プリントアウトすっから」
そう言った輝は机の上にプリントアウトされた地図を広げ赤のマーカーで印を入れる
「F地区で溜まれる場所と言ったら、ココとココの二ヶ所。距離的にそんなに離れちゃいないが…どうする?陸」
時間が惜しい。二手に別れて行動した方が効率がいいな…
「今、集まっている人数は?」
「俺ら入れて20人くらい」
地図を見ながら颯太が答えた
「じゃあ、俺と輝のチーム 二手に別れて二ヶ所同時に踏み込むぞ。どちらかハズレだったらすぐ駆け付ける。いいな?それと、車出せるヤツ呼んどけ」