暗闇の先に…

ピンポーン


チャイムを鳴らすと同時に穂乃華が顔を出した

「待ってたよ!寒かったでしょ?入って」


穂乃華の部屋に行くと、ベットの上に色んな服やバッグが散乱していた


苦笑いしながら服を選んで行く


「今日は ちょっと暖かいから着込まなくても大丈夫だと思うよ」


アレやコレや迷って決まったのが、色違いの赤のダッフルコート、フワフワの白のニットと黒地に白のドット柄のサロペットに茶色のショートブーツ


「ありがとう!助かったぁ、バッグはコレでいいよね」


手に持っている赤ワイン色と茶色のチェックのハンドバッグ 白色のポンポンが可愛さをアピールしている


「うん、いいんじゃん。似合ってる!」


「あ、もぅこんな時間だ。もぅ行かなきゃ!ホントありがとね」


幸せいっぱいの笑顔で『ツッチーと11時に駅前で待ち合わせしてランチした後、水族館行くんだ』と話してくれた

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