大好きな人へ告白する私

他のみんなが居ない講義室で花百合梓20歳は同期である
花姫梨香20歳に告白しようとしているのです。

どうして告白しようとしているのかと言いますと、
梓は梨香の事が大好きなのです。

大好きだからこそ、告白するのでした。

「ごめんなさいね、梨香」

「ううん、気にしないで」

「そのね、言いたい事があるの、いいかな？」

「うん、いいよ」

「梨香の事が大好きなの、恋人になってくれませんか？」

「そんな事を言われても困るよ」

「本当に心底大好きなの、いいよね？」

「梓、本当に困るの」

梨香は本当に困っている顔をしてて、どうしようという感じでしょう。

誰だって告白されれば、困るし、どうしていいのかもわからないはずです。

「梨香、大好きなの、恋人になって欲しいの」

「うぅぅぅぅぅ…………」

梨香はどうしていいのかもわからないので黒い瞳が潤みだすと
泣き出しそうな感じであった。

梓は一体どうするのでしょうか。

「梨香、そんな泣きそうな顔をしないでよ、ごめんね」

「だって告白されたの初めてなんだもの」

「そうだったの？」

梓は頷くのです。

「それはごめんなさいね」

「ううん、告白された事は嬉しいよ」

「うん」

「でもね、お付き合いというのをした事がないから、
本当にわからないの、ごめんなさい」

「気にしないでいいよ、2人で一緒に恋愛しようよ、いいよね？」

「梓はそれでいいの？」

「うん、いいよ、梨香と恋愛出来るのならね」

「そう言ってくれると嬉しいよ」

「じゃあ恋人になってくれるのね？」

「うん、うん、なるよ」

「ありがとう、梨香～」

「私も嬉しいよ、梓～」

2人の視線が合うと抱きしめ合っているのです。

抱きしめ合っていると雰囲気が良くなって2人は見つめ合いながら、
キスしているのでした。

「梨香の唇は柔らかいね、それに温かい」

「梓の唇も柔らかいよ、それに温かい」

「「あっはははは」」

2人は笑顔で笑っているのです。

梓の告白は成功した事になるのですけれど、
それと同時にお互いの気持ちは一緒だったのかもしれない。

気持ちが一緒じゃなければ、告白は成功していないでしょう。

「これからは恋人として宜しくね、梨香」

「うん、恋人として宜しくお願いします、梓」

再び、2人は見つめ合い、抱きしめ合いながらキスしているのです。

きっと2人はこれからも恋人として仲良く楽しい生活を
送っていくことでしょう。