先生がいてくれるなら①【完】
うわ……私もしかして地雷踏んだ?
「えっ、えっと……どっちも美味しいですっ」
私がひとりであわあわしてると、先生はフッと目を細めて「つまんねーの」と呟いた。
うわー。
これは本格的に地雷──どころか巨大爆弾のスイッチを押しちゃった感じですか……?
「お前にしては珍しく模範解答、だな」
先生はそう言って笑いながら、私の頭をぐしゃぐしゃと撫で回した。
「え、正、解……?」
「お前に気ぃ使われて『先生のが美味しい』なんて言われたら、お前の事ここに置いて帰る所だった」