俺のボディガードは陰陽師。~第四幕・夜に抗う~

「で、デートだろうが何だろうが、ヒレは二枚食うからな!」

「それ、何の宣言だよ」





けど…なずなが、俺に傍にいていいって言うなら。

何でも出来るような気がする。運命にだって抗えるさ。




俺達はまだ、これから。

駆け抜けた夜が明けて、始まったばかりで。

今は、霧の晴れた、二人だけの朝の中にいるのだから。









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