SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を

◇謎の二代目黒パーカー

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——学校。


「いよいよ明日だな?」


生徒会長の黒崎蓮が不敵な笑みを浮かべている。


「……あ、」


あたしはすっかり忘れていた。

明日が学年合同実力テストだっていう事に……


「まさか忘れていないよな? もしオレが一位を取ることが出来たら、お前がオレの女になると……そういう約束だったよな?」


「……そうだけど、やっぱりズルくない?」


「ズルい? 何がだ?」


「聞いたよ。 一位はずっと生徒会長が取ってるって。 あの時、自分は校内一のバカだって言ったくせに」


「……フッ、人聞きが悪い。 オレがお前を騙したとでも?」


「だって本当にそうじゃないか」


「……だとしても約束は約束だ。それはきちんと守ってもらう」


「でもっ、」


「明日が楽しみだな?」


有無を言わさず黒崎蓮は立ち去った。
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