君だけが、ずっと好き。


ピロリン♪

[ 三神由紀 : なんで2人して休んだの?なんかあった?]




ちょうど学校が昼休みになったであろう頃、三神からメッセージが届いた。




そう、俺はあの後学校には行かずに瑛茉の家に戻ってきた。




瑛茉はぐっすり眠っていたから近所のスーパーに行って冷却シートやらスポーツドリンクやらを買ってきて、今に至る。




[ 瑛茉が熱出した ]

[ 看病する ]




なんて送れば、一瞬で既読がついて電話がかかってくる。




「…もしもし」


『ねえ何してんの?今隣に瑛茉いんの?』




マシンガンのようなスピードと音量の三神の声が耳元で響いてイラッとした。


…切ってやろうか。





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