星のカケラ
【赤間恒輝】
バスケが好き。だけどサッカーも得意。

【藤井那未】
小学校の頃、バドミントンを習っていた。水泳も得意。

2人はこれくらいしかお互いのことを知らない。

『あ!星きれい!!』塾が終わり、外に出た那未がつぶやく
「ほんとだ。」続いて恒輝もつぶやく。
「送ってくよ。家、同じ方向だし」
『そうなの?』
那未は赤間のことをよく知らない。だけど赤間は那未の家まで知っていた。それがなんだか不思議でしかたなかった。
「ああ」
『ありがと。』
赤間は自転車だったが、2人歩いて帰った。

那未の家の前で赤間が止まった。
本当に知ってたんだ・・

『ありがとうね』
「うん、じゃあな」
『うん、おやすみ!』
手を振って別れ、赤間は自転車に乗って去っていった。

『ただいま~』
家に入ると、ちょうど靴を履いている母と遭遇。
『どっか行くの?』
「那未ちゃんを迎えにいくつもりだったんだけど…かえってきちゃったね。」
『別に近いんだし、迎えとかいいよ』
「そう?」
『うん』


それから那未は自分の部屋に戻り、小学校のアルバムを広げた。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop