Seven...YUKI
話したいこともたくさんあった。
もう1度抱きしめてもらいたい。
…あの時、笑ってあげればよかった。
丈が最後の力をふりしぼって求めたもの。
あたしの笑顔だった。
あたしは…笑えなかった。
どうしてだろう…。
なんで笑ってあげられなかったんだろう…。
笑ってあげたら…丈は幸せだった?
ねぇ…丈?
それで幸せだったの?
あたしには…分からないよ……。
「…んっ…」
朝…?
あたし…丈のベッドで寝ちゃったんだ…。
「おい、起きろよ愛莉」
え?
あたしは急いで体を起こした。