夜になる前にわたしを照らしてくれたいちばん星は君でした。
「水城くんも、悩むことあるんだ」


「俺だって悩みくらいあるよ」


思ったことをそのまま口にすると、水城くんは目を閉じたまま少し笑った。


悩みとは無縁そうな水城くんに悩みがあるなんて、少しびっくり。


なんか意外。


そう言ったら、なんでだよって笑われた。


それにつられて、わたしも笑った。


本当に海がとても似合うんだなぁ。


それに、海の波ようにわたしを包んでくれる水城くんの心
はとても綺麗。


水城くんが海にここまで惹かれる理由、何となくわかった気がする。
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