ONLY YOU~過ちの授かり婚~
もう一人の客人
純也side-
地下の駐車場では、俺の到着を周防社長の秘書が待っていた。
「秘書の田中来亜(タナカライア)です。伊集院頭取」
「…」
「私が社長室まで案内致します」
彼は恭しく頭を下げ、俺を社長室まで案内した。
「社長、伊集院頭取がお見えになりました・・・」
「入り給え」
「どうぞ・・・」
彼はドアの片方だけを開いて、俺の中に通した。
「お待ちしていました・・・伊集院頭取」
クセのないセピアブラウンの髪に中性的な顔立ちの持ち主。しかし瞳はやけにギラついていた。
「伊集院頭取!!?どうして此処に??」
「貴方は…柊さん・・・!?」
総理秘書官の柊倭人(ヒイラギヤマト)さんが周防社長と一緒に居た。
「渦中の本人は俺に会いたいとアポを取って来たんだ・・・倭人」
「莉人お前…ワザと…俺と頭取を・・・」
互いに下の名前で呼び合っていた。
でも、二人の間に友好的なムードはなく、殺伐としていた。
「・・・まぁ~倭人の隣に座ればいい・・・」
「秘書の田中来亜(タナカライア)です。伊集院頭取」
「…」
「私が社長室まで案内致します」
彼は恭しく頭を下げ、俺を社長室まで案内した。
「社長、伊集院頭取がお見えになりました・・・」
「入り給え」
「どうぞ・・・」
彼はドアの片方だけを開いて、俺の中に通した。
「お待ちしていました・・・伊集院頭取」
クセのないセピアブラウンの髪に中性的な顔立ちの持ち主。しかし瞳はやけにギラついていた。
「伊集院頭取!!?どうして此処に??」
「貴方は…柊さん・・・!?」
総理秘書官の柊倭人(ヒイラギヤマト)さんが周防社長と一緒に居た。
「渦中の本人は俺に会いたいとアポを取って来たんだ・・・倭人」
「莉人お前…ワザと…俺と頭取を・・・」
互いに下の名前で呼び合っていた。
でも、二人の間に友好的なムードはなく、殺伐としていた。
「・・・まぁ~倭人の隣に座ればいい・・・」