年下男子にご注意を!
「んっ!んーっ!」


角度を変えて何度も触れる唇から離れようと

全力で茂木くんの胸を押したけれどびくともしない。

あたし達のすぐ傍(そば)を通り過ぎた男の人達が

『盛(さか)り過ぎ』と言いながら笑う声や

口笛を吹いて囃(はや)し立てる音が聞こえる。


「――っ、やだっ!」


茂木くんの舌があたしの唇に触れた瞬間

条件反射のように噛(か)みついた。


「――っ」


それには彼も驚いたようで、慌ててあたしから離れた。
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