年下男子にご注意を!
「それよりも、手なんか繋いでいい感じじゃん。ずいぶん仲良さそうだけど、いつの間に?」


手…繋いでるの?


きゅうと胸が苦しくなる。


「本当、つい最近だよ」


先輩の(はず)んだ声。

好きな人は居ないと思いたかったけれど

やっぱり真尋ちゃんのことが好きだったんだ。


「和泉も(むく)われそうで良かったよ」


「そりゃどーも」


「由樹先輩…。行きましょう?」


「ああ、うん。じゃあ2人とも気を付けてね」


2人の声と足音が遠ざかるのを

和泉くんの腕の中でジッと聞いていた。
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