年下男子にご注意を!
「……和泉くんがしたいなら、あたしは別にいいよ」


和泉くんとなら大丈夫。

そう思えるから。


「だからさっきも言ったように、自分で自分を抑えられる気がしないんだって」


「じゃあ、あたしが嫌がることしたら別れるっていうのは?」


「えーっ!やだ、そんなん死んじゃう」


だだっ子みたいになっている。


「だから、頑張って煩悩と闘いながら…ね?」


「頑張る…から、一通りしたいことしてもいい?」


全然煩悩と闘う気ないじゃん。


思わず笑いが込み上げる。
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