そろそろきみは、蹴られてくれ。
*
お昼ご飯を食べ終えると、ちょうどそのタイミングで天敵が帰ってきた。
しかも席についたから、すぐ隣に。
……なんかしてこないでしょうね。
完全に疑いの目で、じとっと見つめた。
「……わたし、お邪魔かな」
橘の斜め向かいとなった花乃が、立ち上がろうとする。
「ま、待って! 邪魔じゃない! いてほしい!」
利用するってわけではないけれど、どうか今日だけは……お願いします……。