そろそろきみは、蹴られてくれ。
「あの、おれも……いいかな」
篠山くんが控えめに言って、わたしが何度もうなずく。と。
花乃が「もちろん」と言って笑った。
「よかったぁ……」
ほっとしたように息を吐く篠山くんを横目に、胸に手を当てる。
うれしい。うれしいけど、予期せぬ出来事だから──心臓、うるっっっさい!
食べる場所は、わたしがレジャーシートを持っているから、ということで、ひとの少ない土の上となった。
大きめのものを用意してたわたし、グッジョブ!!
広げて、座って。