そろそろきみは、蹴られてくれ。




舐められて。


「ひっ、え、何!」


未知すぎて叫んでしまった。ムードの欠片もなんにもない、うう、赤くなる。


橘には勝てない、なんてものは、まあいいわけにすぎなくて。


合意だ。完全に。


それなのに、なんだこの声。


橘は目を見開いてこちらを見たあと、ふっとくちびるを持ち上げた。

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