【コミカライズ】宝くじに当たってセレブな街で契約結婚します!(原題:宝くじに当たってベリーヒルズビレッジの住人になります!)

「あ、あの……『好きな女』って……?」

びっくりして尋ねると、

「きみのほかに、だれがいるんだ?」

ひどくバツの悪そうな顔で答えが返ってきた。


「だ、だって……『演技』だって……」

「『演技』であんなことができるスキルは、残念ながらおれにはない。
あのような形でないと表せないのは情けないが、きみへの言葉と態度は……全部、本心だ」

彼の言葉は相変わらずの「冷血仕様」であったが、その耳朶(みみたぶ)を見ると、尋常じゃない赤さだった。

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