世界が終わるとき、そこに愛はありますか
それに…。


思い返してみれば、ここ数日のお姉ちゃんはいつも以上に疲れている素振りだった。


あたしの前では常に笑顔でいてくれたお姉ちゃんが、ふとしたときに思い詰めた表情をしていたことが幾度かあった。


その時は仕事が忙しいんだろうとしか思わなかったけど、もしかしたら…。


考えれば考えるほど深みにハマっていく。


お姉ちゃんの言動すべてをこの今の現状に結びつけてしまいそうで、何も冷静な考えが浮かばない。


あたしは今どうするべきなんだろう。


このまま電話をかけ続けてても…。


何か行動しなきゃ。


でも何を?


お姉ちゃんの居場所は分からない。


勤務先のお店もこの時間じゃ閉まってる。


こんなとき頼れる大人がいたらな…。
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