君のとなりで恋をします。─下─
「…香純が…倒れたって聞いて…」
「…外に出ろ。
お前には、香純に会う資格なんてねぇよ。」
そう言って廊下に出て行く桜河に、俺も大人しくついて行く。
その時に見えた彼女の寝顔は、少しやつれていた。
あんなにも、目の下を真っ赤に腫らして…
俺が泣かせたんだ…。
俺が傷つけて、苦しめて…
“会う資格がない。”か……
たしかに桜河の言う通りかもしれない。
桜河と2人で廊下に出ると、今朝の掲示板のせいかやたら視線を感じる。
しかし、桜河はそんなことを全く気に止める様子もない。