泣いて、凪いで、泣かないで。
「ゆっとに話したいことがあるの。ちょっと私に時間くれないかな?」


やっぱり、な。


「うん、いいよ」


受け入れる。


「海が見たい。そこまで歩いてもいい?」

「うん」


俺が頷き、美凪が前を行く。

美凪の行き先はきっと...

あの日の、

あの場所だ。

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