泣いて、凪いで、泣かないで。
「ミサンガ...」


波田野が呟いた。


「またもらっちゃたなぁ。しー不器用だから、お返しまだだったのにぃ」


汐衣愛がグズリながら胸の前でミサンガを握りしめる。


「これが美凪ちゃんの生きた証だな」

「うん。みなはこうやってワタシ達と繋がって生きていたんだよ。ほんと...最後まで、ありがと」


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