夜中にコッソリ【日記みたいな】

文章②

 文章ってなんだろう。

 読んでいて、感情がダイレクトに刺さり、涙があふれ出る。
 激しく気持ちが揺さぶられ、圧倒される何か、それがある。
 好きな人の横顔を、じっと見ているときと同じ……ような…… (多分)

 受け取っているんだろう、あなたが発した何かを。微かに、でも確かに、それを受け取って、アタシの心に沁みこむ。溶けて行く。


 平穏で幸せな時、文章を書こうなんて、これっぽっちも思わない。
 書きたくなるのは、落ち込んだとき。いつだってそうだった。
 いまもそう……

 書くことで、魂が救済される。ある人が、そう言った。
 意識ぎりぎりの言葉、その先の無意識に踏み込み、言葉を引きずり出したい。

 いいね!を求めて、書いているわけじゃない。出てくる言葉を、ただ紡ぐだけ。


2020.8.X
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