若きビル王とのエキサイティング・マリッジ
「ああ、酔ってる感じはしないんだが……でも、そうだな、酔ってるのかもな」
自分でもよくわからない…と呟く彼は、手に持っているグラスを揺らし、カラカラと氷の音を響かせてくる。
「野暮用があって、今一人で飲んでたんだ。でも、急に君と話がしたくなって…いや、顔が見たい…と言うか、会って話がしたい」
「ええっ!?今から!?」
何時!?…とちらっと目線を走らせれば、既に二十一時は過ぎている。
「駄目か?」
「いえ、駄目とかでは、ないですけど」
勿論、まだ子供の時間だし、普通なら全然気に留める時刻でもない。だけど、相手は男性だし、それに、これから出掛けるとなると、やっぱり少し遅い気もして躊躇った。
「…だよな。やっぱり無理だよな…」
ごめん、急に悪かった…と落ち込むように呟く彼は、また日を改めて連絡する、と言い直す。
「あの…」
「ん?」
「今、何処に居るんですか!?」
思いきって訊ね、「少し遅くなるかもしれませんけど、今から向かいます」…と宣言した。
「えっ!?」
「私も貴方に話があります。だから、伺います」
自分でもよくわからない…と呟く彼は、手に持っているグラスを揺らし、カラカラと氷の音を響かせてくる。
「野暮用があって、今一人で飲んでたんだ。でも、急に君と話がしたくなって…いや、顔が見たい…と言うか、会って話がしたい」
「ええっ!?今から!?」
何時!?…とちらっと目線を走らせれば、既に二十一時は過ぎている。
「駄目か?」
「いえ、駄目とかでは、ないですけど」
勿論、まだ子供の時間だし、普通なら全然気に留める時刻でもない。だけど、相手は男性だし、それに、これから出掛けるとなると、やっぱり少し遅い気もして躊躇った。
「…だよな。やっぱり無理だよな…」
ごめん、急に悪かった…と落ち込むように呟く彼は、また日を改めて連絡する、と言い直す。
「あの…」
「ん?」
「今、何処に居るんですか!?」
思いきって訊ね、「少し遅くなるかもしれませんけど、今から向かいます」…と宣言した。
「えっ!?」
「私も貴方に話があります。だから、伺います」