カフェの店員はデートします!
「彼女にかばんとか選んてもらうの夢だったんだ。一緒に選んでほしい。ダメかな?」

橘さんに見つめられ、私は「わ、わかりました」と顔を赤くしながら答える。橘さんの真面目な顔には本当に弱い。

「じゃあ、色々お店見て行こうか」

「はい!」

橘さんと手をつなぎながら、私はアクセサリーショップや化粧品売り場などがたくさん並ぶデパートを楽しみ始めた。



それから橘さんのかばんを一緒に選んで、お昼ご飯も済ませた後、橘さんが「お礼に服買ってあげる」と言った。

「えっ!?いや、大丈夫です。今日が誕生日とかでもありませんし……」

私はそう言ったんだけど、橘さんに「いいから行くよ」と手を引かれ、女の子に人気があるブランドのお店に……。

「橘さん!ここって確か高いことで有名じゃ……」

人気のあるブランドのため、可愛い服がたくさん置かれている。でも買ってもらうならもっと安いところでもいいはず。そう思ったけど、橘さんはニコニコしながら服を何着も手に取っていた。
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