君の腋を舐めたい




ドラえもん 福留
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・・・じれったいねぇ・・・。


今すぐにでも様子を見に行きたいところだけど、

今動いたら星野と豊川にまた目を付けられるかもしれない。


アサミさん・・最期にもう一度あなたの顔と腋を見ておきたかったけど、

どうやらこのままお別れのようだよ。



「あぁ・・次は誰にしようかねぇ・・。」



“ピンポーン”


「!?!?」


・・・え・・誰だ?

真夜中に鳴り響いたインターホン・・

・・・・・・・・?




“ガチャリ”


「ちょ・・誰かと思ったら関本主任じゃないですかぁ。」


「驚かせて悪いな。」


「刑事課の主任さんがこんな時間にどうしたんですか?」



日中の星野と豊川といい、
さっき乗り込んできた長野といい、

どうやら・・刑事課の連中はどうやっても俺とアサミさんの犯行を裏付けたいらしいねぇ?


・・・・だがお前らでは辿り着けない。


アサミさんの居場所はおろか、

焼き肉屋へ一緒に行った事実だけしかお前らには暴けないんだよ。


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