君を輝かせるのは私だけ。
祐真side
…遅い。
コンビニって向かいのコンビニだよね?
なんて考えてたらどこからか救急車の音が近づいてくる。
なんだか嫌な予感がして、顔を上げると、
渉も健さんも同じ表情。
と同時にケータイがなる。
健さんではなく俺の。
由香からだ。
「はい…」
緊張することなんて何もない妹からの電話に、
手を震わしながらいつも通りを装って出ると、
『ごめんなさい、ごめんなさい、莉緒さんが!』
その言葉だけ聞こえてきて、
渉にも健さんにも聞こえるくらいな動揺を隠せないその大きな声は俺たちの体を一時的に凍らせる。
「健さん!祐真さん!大丈夫だから、行きましょ!早く!」
1番早く正気に戻った渉が整理しきれてない俺と健さんを引っ張って走り出す。
コンビニって向かいのコンビニだよね?
なんて考えてたらどこからか救急車の音が近づいてくる。
なんだか嫌な予感がして、顔を上げると、
渉も健さんも同じ表情。
と同時にケータイがなる。
健さんではなく俺の。
由香からだ。
「はい…」
緊張することなんて何もない妹からの電話に、
手を震わしながらいつも通りを装って出ると、
『ごめんなさい、ごめんなさい、莉緒さんが!』
その言葉だけ聞こえてきて、
渉にも健さんにも聞こえるくらいな動揺を隠せないその大きな声は俺たちの体を一時的に凍らせる。
「健さん!祐真さん!大丈夫だから、行きましょ!早く!」
1番早く正気に戻った渉が整理しきれてない俺と健さんを引っ張って走り出す。