キミのためだけの動画
ドアの前に大きなたんすを置いた。人が入ってこられないように。


「はぁ……」


私はベッドにうずぐまって、大きなため息をついた。


絶対見返してやる。私の大好きなものをバカにするなんて。


さっきお母さんは、「自分がやるわけじゃないんだから」って言ってた。


じゃあ私がやっちゃえばいいんだ!


すぐに私は「cosmos」をひらいた。


「これかな?」
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