■王とメイドの切ない恋物語■
私も、からかってみよっと。

「もうーっ あんまりそんなことばかり言ってると、エリックが言ってた好きな人って、私かと思っちゃってもいいわけー?」

私が笑いながら、エリックの肩をツンツンする。

「そんなんじゃないよっ 勘違いすんなよー」

とエリックは、むきになって返す。

でも、その顔は真っ赤だ。



冗談なのに~

真っ赤になっちゃって、エリック可愛い。


「あはは 大丈夫、大丈夫、冗談だよー。いつも私がからかわれてるから、エリックのこと、ちょっとからかってみただけだから。ごめんね」

そう、私が笑いながら言うと

「あっ そっ、そうなのか」

動揺するエリック。

どうしたんだろ?

私は、エリックを覗き込む。

エリックは、さらに赤くなりながら、

「何んだよー。あんまり近くで見るなよ。恥ずかしいくなるわ。じゃあ、またなっ」

エリックは、私の頭を軽くなでて去っていった。

変なエリック。

私は、エリックの後ろ姿を見ながら、クスッと笑った。


そして、私も持ち場に戻った。

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