■王とメイドの切ない恋物語■
私は、手紙の続きに目を通した。


そうそう、リリアの手紙に、いつか会いたいって、書いてあったよね。
俺もリリアに会いたい。
会って話がしたい。
まだ先だけど、9月30日、空いてる?
もし良かったらその日に会わない?
お城の近くに公園あるのわかる?
あそこに昼の12時ちょうどに待ち合わせしよう。
もし用事があったり、ダメだったら連絡ください。
じゃあ、仕事がんばれよ。
俺もがんばるから。ではまた




!?

会うって…まーくんに会えるの?

私は、もう一度手紙を見直す。

まーくんに、ついに会えるんだ。

もう何年ぶりだろう。

あの時の記憶がよみがえる。

まーくんに出会ったのが5歳の時。

もう私も18歳になった。

まーくんも、私と同じような年だったはず。

きっと素敵な青年になってるんだろうな。

ちょっと、すごい楽しみになってきちゃったよ。

私は早速OKの手紙を書いた。





早く9月にならないかな。

私はワクワクしながら、手紙をポストに投函した。

< 200 / 396 >

この作品をシェア

pagetop