■王とメイドの切ない恋物語■
「こんにちは」



「あっ こんにちは」




好青年は、にこりと笑う

かわいい笑顔だ。





「俺は、この庭の手入れを担当しているエリックだよ。よろしくね。きみは?」


エリックは帽子をとると、握手してくれた。


さわやか~



「私はメイドのリリアです。今日からお世話になっています。よろしくお願いします」



私は、お辞儀した。



「そうだったんだね。よろしくね、リリア。
あ、俺達、使用人同士だし、敬語はなしね。
エリックでいいから」

そう言ってくれた、エリック。

うれしい、いいお友達になれそう


「はい!じゃなくって・・・うん!わかったよ、エリック。よろしくね」

私の直感が、この人は、いい人って言っている。

私の直感、結構当てになるんだよね。

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