■王とメイドの切ない恋物語■

緊張

やっぱり誰もいないか…


かなり残念


会いたかったな…


ちょっと違うところ、散歩してみようかな




そんなこと言いながら、

実は偶然トーマ様とばったり会ったりしないかなー

と思ってしまう私。


あー。相当恋しちゃってるよ

いいのかな、このまんまで

辛くなるのは、自分なのに

私は、広間や、中庭。

玄関など、あてもなくブラブラした。


あ、向こうから歩いてくるのは


トーマ様…!?


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