窓際でKISS
「あ、私の家ココなんだ。送ってくれてありがとう」
「いいよいいよ♪」
笑顔が凄くキラキラしていて、見とれてしまう。
恥ずかしくなって目をそらすと、あはは、って直は笑った。
「………あれ」
甲だかい声が細い道に響く。
声の主をたどるとソコには手を繋いだ美嘉と怜の姿があった。
「えっ、直とりみ…付き合うことにしたの?」
その美嘉の言葉に表情が一瞬曇る怜の姿を見た人は私だけだった。
どうして…?