社長とわたし
退職届


あれからしばらくして、友人から、連絡があった。

母親が見つかった。


一也は、会社に出張と偽り、兄貴の母親のもとへ向かった。


ゆうきは、仕事に、没頭すればきっと忘れられる。とおもい、こなしてきたが、限界がきてた。


会社に出勤するなり、一也さんの社長室へ向かった。


その時、同僚の沙織が

「社長、三日間出張だよ」

そうなんだ。


握りしめた退職届を沙織に渡し、

「社長が帰ってきたら渡してほしい。しばらく休むね。」

親友にまで嘘をつくのは、嫌だったが、もう、この会社にも、入れないと思った。
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