仮面夫婦マリアージュ~愛のない一夜でしたが妊娠しました~
朝帰り
「周防副社長!?」

「今は颯真でいいよ…工藤さんいや亜優さん…」

彼はまるで恋人の名を呼ぶような甘い声で私の名前を呼んだ。

「颯真…さん」

私も恥ずかしいけど、とりあえず呼んでみた。
「可愛い声だ…でも、もう少し大声で呼んでくれた方が嬉しいけど。無理?」

私はこっくりと頷く。



「だろうな…」
彼は無理に呼ばせようとしなかった。
「…以前から君には興味があった」


「えっ?」

彼は私をベットに下ろすとそのまま組み敷いて来た。

「挙式当日に逃げたんだからな…どんな女かと思っていたが…実際に会って見ると、そんな大胆なコト出来る女性には見えなかった…」


「だって…私は…」

「でも・・・全てを知れば…その大胆さが分かるのかな?」

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