今日も、明日も、お前に恋をする。



「楽しみだね!」


体をくるりとこちらに向けて声をかけてくれた沙羅。
私は、コクリト首を縦に振る。


1ヶ月前、席替えをした。
席替え方法は、公平を記すためくじ引き。
くじの結果は、沙羅が私の席の前になった。
私は特に変わらず、当初の席位置のまま。
運がいいのか、悪いのかなんともいえない…。

ただ、この席は気に入っていたから、変わらずこの席なのは正直嬉しかったりする。


「体育委員たち、あとは任せた!」


先生は、そう言って体育委員の水沢くんと立川さんにバトンタッチをした。



「スポーツは、3種目あります!
1つ目:グラウンドでドッジボール
2つ目:体育館でバトミントン
3つ目:体育館でバスケットボール
この3つです。
やりたい種目のある人は、黒板に名前を書いてください〜!」


黒板に書かれた種目の下に、各々自分がやりたい種目の下に名前を書きに行く。


「あ!もし定員オーバーになったらじゃんけんで決めるので、
遠慮なくやりたい種目に名前書いてってください!」


水沢くんが伝え漏れていた部分を立川さんがフォローした。


「沙羅は、何にするの?」


「う〜ん、ドッジボールかな」


「だよね…」


この3種目の中で、1番楽かつ遊びながらできる。
ただ、グラウンドだからその日の天気次第だけど、もし晴れていたら暑いというデメリットがある。
でも、バトミントンとバスケットボールよりまし。


「沙羅の名前も書いてこようか?」


「いいの?お願い〜!」


席から立ち上がった瞬間、ズキンと痛くなった胸。



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