Fake love(2)~離婚からはじまる社長の深愛~
「二人の再婚を祝して、カンパイ!!」
佐久也さんと紗羅さんのマンションに神楽坂家三姉弟が集まり、私と豊の再婚パーティが開く。
「パーティだけど…この料理は全部…睦月の手料理だろ?」
「別にいいじゃない…豊…私…妊婦なんだから…少しは労わりなさいよね・・・」
紗羅さんの言葉に豊は口を噤んでしまった。
「妊婦だと思うんだけど…紗羅は全然悪阻ないし…本当に妊婦なのか…疑いたくなる」
「佐久也貴方ね…」
「ママ…この唐揚げ美味しいよ」
「そう?朔斗…今日は一杯食べなさい」
「うん」
「で、小早川君…あれから・・・どうなったの?」
「何がですか?」
佐久也さんが黙って缶ビールを飲んでいた小早川君に問いかけた。
「勿論、有翠とは遊びじゃないわよね…小早川君」
「あ…勿論です…」
「そう言えば…この間…バーで会った…奈子ちゃんって誰?」
「有翠・・・何で!?ここで訊くんだよ!!?」
「小早川君…相手間違えたね・・・神楽坂家の女性陣は皆…嫉妬深くで怖いよ・・・」
「そうなんですか!?周防さん」
「うん。俺なんて…完全に紗羅の尻に敷かれてるし…君も俺と同じ運命を辿るね…小早川君」
佐久也さんと紗羅さんのマンションに神楽坂家三姉弟が集まり、私と豊の再婚パーティが開く。
「パーティだけど…この料理は全部…睦月の手料理だろ?」
「別にいいじゃない…豊…私…妊婦なんだから…少しは労わりなさいよね・・・」
紗羅さんの言葉に豊は口を噤んでしまった。
「妊婦だと思うんだけど…紗羅は全然悪阻ないし…本当に妊婦なのか…疑いたくなる」
「佐久也貴方ね…」
「ママ…この唐揚げ美味しいよ」
「そう?朔斗…今日は一杯食べなさい」
「うん」
「で、小早川君…あれから・・・どうなったの?」
「何がですか?」
佐久也さんが黙って缶ビールを飲んでいた小早川君に問いかけた。
「勿論、有翠とは遊びじゃないわよね…小早川君」
「あ…勿論です…」
「そう言えば…この間…バーで会った…奈子ちゃんって誰?」
「有翠・・・何で!?ここで訊くんだよ!!?」
「小早川君…相手間違えたね・・・神楽坂家の女性陣は皆…嫉妬深くで怖いよ・・・」
「そうなんですか!?周防さん」
「うん。俺なんて…完全に紗羅の尻に敷かれてるし…君も俺と同じ運命を辿るね…小早川君」