優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~【リニューアル版】
私と颯君は、一回りも違うんだ。


そう考えると悲しくなる…年齢はすごくシビアだ。


若さにはどうやっても適わない。


今、ヒシヒシと…そう感じる。


もちろん、歳を重ねた方が魅力を増していくこともある。


でも、恋愛に関しては…


やっぱり若い方が圧倒的に有利だ。


そう、圧倒的に。


私、ひなこちゃんに焼きもち妬いてるの?


いや、違うよ…それは違う。


ただ本当のことを素直に思っているだけ。


こんなに楽しい時間にネガティブなことを考えるなんて…バカみたいだよ。


『次は私も撮りたいわ~』


『あっ、じゃあ、私が撮りますね』


私は、気持ちを切り替え、祥太君からカメラを受け取った。


祥太君と颯君、お義母さんの肩を抱いてる。


『いやだ~照れるじゃない』


そういいながら、すごく嬉しそうだ。


私達はたくさん笑いながら、何枚も写真を撮っては盛り上がった。


こんな幸せな時間がずっと続けばいいのにって…


本気で思ってる自分がいた。
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