行き着く先は・・

••ひかりに


ドキドキしながら
帰宅して
課長へLINEをした。

連絡先を交換させられたから

❬ 無事に着きました。
ありがとうございます。 ❭

❬ 良かった。
看病してもらって
嬉しかった。ありがとう。 ❭
と、返信されて
真っ赤になりながら
お風呂に入り
ベッドに入ると
携帯が光っていて
LINEが来ていた。

❬ さっきの気持ちは本当だから。
きちんと前向きに考えて欲しい。
俺は、青山 希空さんの事が好きです。 ❭

❬ ありがとうございます。
きちんと考えてお返事いたします。
お休みなさい。 ❭
と、返すと
課長からも
❬ お休み。 ❭
と、来ていた。

正直、頼りがいがあって
仕事も出来て
部下思いな方だと思っていた。
それにイケメンで部署内外から
課長を狙っている人は
沢山いる。

そんな人が·····
私で良いのかと····思う····

その夜に
ひかりに連絡して
課長の話しをした。

「正樹みたいな人じゃないし
年上だし、ちょっとバツイチが
気になるけど
もう、そろそろ恋をしても良いんじゃない。」
と、言われて
「う~ん、そう思うんだけど。」
「心配なら、もう少し様子みたら。」
と、言われて
「そうする。」
と、話した。

ひかりは、翻訳の仕事をしたり
本や店の紹介もしていて
母・茜の店の紹介も良くしてくれる。

母は、花屋を数店経営している上に
フラワーアーティストとしても
有名であちこちに展示されたり
催し事の生け花などもやる。

ひかりも母も
私には、なくてはならない
大切な人達だ。

ひかりに話して
少し気持ちが落ち着いたから
そのまま眠りにつけた。
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