近そうで遠い存在
転校






楮「蘭嘩〜沁が虐める〜」




沁「Σなぁっ!?」



蘭「しーんっ!!楮那を虐めるなー!」



楮「(ニヤッ)なぁ、蘭嘩今日買い物行こうぜ!」





沁「!!お、俺もっ!!」



蘭「何言ってんのよ沁!アンタ今日は再試でしょー!!」




沁「Σうっ!じゃ…じゃあバックレる!」




蘭「ダメーっ!!!!」



バコォン!!



沁「Σぐふっ!」




沁「ってーな!!なにしやがる!!」






ガンッ!!




沁「Σおぶっ!?」





楮「こんな奴置いて俺と行こうぜ蘭嘩。」







沁「なっ!?テメェ!!」








楮「早いもの勝ちだよ沁。(小声)」







楮「行こうか、蘭嘩。」







蘭「へ?あ、うん。」
















そして沁は忘れ去られた。








沁「楮那の野郎!!!!!!!!!ただじゃおかねえ!!!」











―教室―







楮「アメリカから引越して来た柧徠 楮那です、よろしく!あ!そうそう、蘭嘩とは幼なじみだから。」








女子軍「「「(いいところ持って行きやがって!!)」」」




な、なんて事してくれんだ!!楮那!!


女子軍が恐ろしい!!!





男子軍「「「(ッチ、いい顔しやがって!ムカつく!!)」







ガラッ!



先「あら、沁君遅刻?」






沁「あ、はいすんません。」




楮「遅刻したんだから立ってろよ?」





沁「はーい………ってあぁ!?喧嘩売ってんのか!!楮那!!朝からいいやがって!!」





楮「やだなぁわかってるだろ?本気だよー。」






沁「そーだよな!そうそう本気…って、んの野郎!!!!!」


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