触らないでよ!〜彼氏に振られたその日、女の子(?)に告白されました〜
「えー、澪ちゃんでもダメだったの? で、結局元彼のところに戻るってこと?」
「違うよ、ミカさん、私だったら触っても嫌がらないもん」
2人で顔を合わせながら会話を始める。
触っても嫌がらないとかそういう生々しいこと言わないでほしいし、なにより
「ちょっと待って、サラサさん知ってるの!?」
「アンタ達が付き合うことになったっていうのは、結構前から澪ちゃんに聞いたけど」
普通に筒抜けだったのが恥ずかしい。
目が合った澪ちゃんが鼻で笑った。
何その態度……!
作ったカクテルをサラサさんに手渡して、今度はロックアイスをミキサーにかけ始める。
工事で使うドリルのような音が小刻みに響く。
「澪ちゃん、すごい怒ってるじゃないのよ」
「そうなの?」
「見なさいよ、怒りを酒にぶつけてるわよアレ」
さすがのサラサさんも呆れていた。
カウンターには色とりどりのカクテルが、色んな形のグラスに入れられて並べられていく。
「違うよ、ミカさん、私だったら触っても嫌がらないもん」
2人で顔を合わせながら会話を始める。
触っても嫌がらないとかそういう生々しいこと言わないでほしいし、なにより
「ちょっと待って、サラサさん知ってるの!?」
「アンタ達が付き合うことになったっていうのは、結構前から澪ちゃんに聞いたけど」
普通に筒抜けだったのが恥ずかしい。
目が合った澪ちゃんが鼻で笑った。
何その態度……!
作ったカクテルをサラサさんに手渡して、今度はロックアイスをミキサーにかけ始める。
工事で使うドリルのような音が小刻みに響く。
「澪ちゃん、すごい怒ってるじゃないのよ」
「そうなの?」
「見なさいよ、怒りを酒にぶつけてるわよアレ」
さすがのサラサさんも呆れていた。
カウンターには色とりどりのカクテルが、色んな形のグラスに入れられて並べられていく。