線香花火が落ちたキミ



「さっき会ったばかりなのに?」


聞きながら彼女に目を合わす。


彼女は驚きながらも、挑発し続ける。


「うん。だって初めて会った気がしないもん。」


上がりっぱなしの口角を手で隠すように、


「僕も、初めて会った気がしないよ。」



新しい人格のキミに告げた。
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