死にたがり屋の少女は暴走族と・・・Ⅰ




「総長!!未雨は?」


「未雨はどうなったんですか?」


あれから少し時間がたちbaideddoと争っていたはずの雷鬼のメンバーと


「雷鬼の総長さんよぉ、未雨はどうなったんだ?」


「無事か?」


咲夜に普、


「未雨の容態はどうなった?」


「大丈夫なのか?」


未雨の弟の詩雨。


全員が未雨の病室に集まった。


「未雨の命に…別状はない。」


「良かった。じゃあ、未雨は無事なんだよな?」


詩雨はそう聞いてきた。


けど、俺はその質問にすぐに応えることはできなかった。


「雷鬼の総長さんよぉ、何黙ってんだよ。」


俺がいつまでたっても何も言わないから、baideddoの副総長の普が俺の胸ぐらを掴んできたが


「普、落ち着け。ここは未雨の病室だ。ここで揉め事は起こすな」


咲夜が普の気をなだめ


「で、雷鬼の総長。未雨は無事なのか?教えてもらおうか」


咲夜にも言われ


俺は重たい口を開いて


「未雨が目を覚ますか…分からない…と言われた」
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