世界探偵団!!~怪奇現象、私たちが解決します~
僕が微笑むと、雪奈ちゃんは嬉しそうに笑った。世界探偵団の人たちは、全員出身国が違うんだ。……菊ちゃんは日本だけどね。

「私、外国について調べるの好きで良く調べてたんだ!私、一度で良いから雪に触れてみたい。だから、北欧とかその辺に行くのが夢だったんだ……」

「……じゃあ、僕に任せて」

僕が指を鳴らすと、狭い範囲に雪が降る。雪は、すぐに積もった。

「……ほら、遊んでいいよ」

僕が微笑むと、雪奈ちゃんと冬也は雪合戦をしたり雪だるまを作ったりする。

多分だけど、雪奈ちゃんと冬也は、雪に触れてみたいっていうのもあるんだろうけど……2人で思い切り遊びたいんだと思う。

だって、あんなに楽しそうにしてるんだから……。

僕は、2人が遊んでるのを見てもう一度微笑んだ。
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