記憶の糸-幼き時間-(仮題
「あっっ!やばい、学校遅れる!。」

美久は急いで身支度をして家を出る。

母は、美久の小さいころに亡くなった。

事故だったらしい。

父は、北海道に単身赴任中。

「いってきます!」

と返事が返ってくるわけでもないが、

習慣というものだろう。
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