青空が君を笑顔にするまで

6月のある日曜日の朝。


ようやく太陽が元気良く顔を出した。


梅雨でここのところ、雨がずっと続いていた。


梅雨の貴重な晴れ間。


私は洗濯物の山に追われていた。


仁はソファーに座り、膝の上にクルミを乗せて温かいコーヒーをゆっくりと飲んでいる。


私はベランダで洗濯物を干しながら青い空を見上げた。


普通の日々に感謝をしながら毎日を過ごしている。

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