恋愛イデアル続編
秋のピクニック。
[秋のピクニック]

イデアルと長月遥は商店街で買い物をする。
初冬の小春日和だ。

「餡まん、あたたかいですねえ」と長月遥。
うれしそうだ。
「そうだなあ。無事に餡まんも買えたし」
とイデアル。

広場のベンチで座り食べる。ふたりで。

「遥はこれから帰るんだよな」イデアルが長月遥にいう。
「そうですね。レポートの続きがありますから」
「大変だな」
「そうですね。いわば宿題は征矢(そや)のごとく迫り来る、ですよ」

「だよな」

中央地区(商店街がその箇所に含まれる)の広場で会話している。ふたりで温かい餡まんを食べた。
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