恋愛イデアル続編
宵町を歩く
燈火が照らされる。

長月遥はそぞろ歩き。
宵町をぶらぶら散策をする。
光のペイシェントに満たされる。

「さむいねえ」とケット。
「そうだね。冬は寒いものだよ」
と長月遥。

光は夜の町を照らし出すようだった。無数のひとびと。それぞれが希望や失意を秘めていた。その事実を彼女らは感じる。

(よい年を)

長月遥は夜に祈る。
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