たばこに隠された想い Ⅰ




ごろん、とベッドに横になり、嵐の頭をさらさらと撫でる


いつもオールバックにされている銀髪はお風呂上がりだと下ろされていて、いつもより少し幼い


でもその分何故か色気が倍増していて、私は近寄る度に心臓が暴れてばかり...



「蝶羽ァ」


「ん?」


私を抱きしめながら名前を呼ぶ嵐に返事をすると


するりと服の中に手が滑り込んできた



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