たばこに隠された想い Ⅰ




「...悪ィな...」




嵐はぽつりと、そう呟いて、静かに部屋を出ていった




やってしまった...

嵐は、何も悪くないのに...

八つ当たりしてしまった...




「...はぁ」


少しして、幹部室に入ると、そこには誰もいなかった


時間を見れば九時...嵐が部屋に来たのは八時くらい...


< 185 / 269 >

この作品をシェア

pagetop